コラム
2025.11.01

高校無償化

やっと動きました。

自民党・日本維新の会・公明党3党が、

「高校授業料無償化に関する実務者協議」

を国会内で開き、

「2026年度からの開始」

で合意したそうです。

 

気になる金額は、

私立全日制は現在の39万6000円から

「45万7000円に引き上げ」、

私立通信制は33万7000円だそうです。

6万1000円のUPです!

 

ここで気をつけたいのが、

無償化と言ってもお金はかかるということ。

文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」

によると

私立と公立の学校教育費(合計)から

授業料を引くと、

私立:53.3万円

に対して

公立:30.6万円

と約20万円の差があります。

施設が良かったり指導が手厚かったりする分、

やはり私立の方が割高ではあります。

 

とは言え、

無償化により私立公立の選択の幅が

広がったことは間違いありません。

喜ばしいですよね。

 

が、大阪府の保護者の方々は

既にご存じのとおり、

高校無償化が進んでいる大阪府では、

府立高校の半数近い70校が

定員割れとなりました…

定員割れが続けば当然廃校ということに…

これが他都県も同様になる可能性も…

喜ばしいばかりではないということですね。

 

無償化については、

近いうちに学校で説明があるハズです。

詳細は今後、文部科学省のHPや

各都府県の教育委員会HPに記載されます。

申請が必要ですので、

ご確認の上で有効利用してください。

 

国大セミナーでは、

今後も公立私立問わず、

お子さんにとってより良い選択を

ご提案していきます!